RZ250R
「RZ250R」とは?
1983年2月に発売された2代目は車名をRZ250Rとし、ビキニカウルの標準装備やタンク容量の変更(20L)などに加え、エンジンには他社に先駆けて排気デバイスであるYPVS(YAMAHA Power Valve System)を搭載して出力43psに強化された。
排気デバイスとは排気タイミングをエンジン回転に応じて最適化させて高出力と扱いやすさを両立させるための装置で、この時装備されたYPVSは当時の市販レーサーであるTZの同装置ですら機械式であったのに対して、ワークスマシンYZRと同じ電気式を採用していた。
フロントブレーキのダブルディスク化、リヤブレーキのドラム式からディスクブレーキ化、リアのモノクロスサスペンションもリンクを介したタイプになるなど、足回りも大きく進化した。その反面、重量は初期型に比べて6kg増加した。
キャスター/トレールが26度50分/101mmから26度30分/99mmと若干立ち気味になったものの、30mm延長されたホイールベースや市販レーサーTZのようなワイドタイプのダブルクレードルとなったフレームの効果などにより(小回りが幾分しにくくなったが)安定性が高まり、初期型でよく見られた高速コーナーでのヨーイングやウォブルといった不安定な動きが押さえ込まれている。
「RZ250R」の動画
「RZ250R」のスペック
エンジン種類 | 総排気量 | 247cm3 | |
---|---|---|---|
最高出力 | 43/9500 | 最大トルク | 3.4/8500 |
車両重量 | 145kg | 全長 | 2095mm |
全幅 | 710mm | 全高 | 1170mm |
ブレーキ形式(前) | ダブルディスク | ブレーキ形式(後) | ドラム |
始動方式 | キック | 燃料供給装置 | キャブレター |
変速機形式 | 6速 | 燃料タンク容量 | 20L |
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