SW-1
「SW-1」とは?
SW-1は1992年2月26日に発売された。曲線を多用したフルカバーボディによる懐古的とも未来的とも言える外観が最大の特徴となる。同車は1992年度のグッドデザイン賞を受賞した。
コンセプトデザインは坂井直樹によるものであり、車名の「SW」とは坂井が代表を務めるウォータースタジオとスズキの頭文字に由来する。
1989年に開催された第28回東京モーターショーに出展された同名のコンセプトモデル「SW-1」をモデファイした市販車となる。
同コンセプトモデルでは、水冷V型2気筒エンジンを搭載し、リアサイドのトランクスペースはハーフタイプのヘルメットを収納できる容量を持ち、メーター一体型のヘッドライトケース、ホワイトリボンタイヤの採用など、外観のデザイン以外は市販車と大きく異なっている。
また、シート前席の下部は工具入れとなっておりKTC製ミラーツールを収納していた点も特徴である。
搭載される4スロトーク単気筒250ccエンジンは、DR250S(SJ41A型)をルーツとするものであり、同系列のエンジンは後にボルティー、グラストラッカー、ST250などにも採用された。シーソー型チェンジペダルやベルトドライブなどの採用により実用性の向上も図られている。
「SW-1」の動画
「SW-1」のスペック
エンジン種類 | 4ストローク空冷SOHC単気筒 | 総排気量 | 249cm3 |
---|---|---|---|
最高出力 | 14.7kW(20PS)/8,000rpm | 最大トルク | 20.5Nm(2.1kgf・m)/5,500rpm |
車両重量 | 168kg | 全長 | 2,105mm |
全幅 | 840mm | 全高 | 1,095mm |
ブレーキ形式(前) | 油圧式シングルディスク | ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
始動方式 | セルフ式 | 燃料供給装置 | キャブレター |
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | 燃料タンク容量 | 10L |
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