W400
「W400」とは?
W400は、W650の排気量を縮小してつくられた普通自動二輪車版であり、2006年から販売された。競合車種はSR400やCB400SSである。
基本的な外観はW650を踏襲するが、乗りやすさを向上させるために前後のサスペンションの設定を変えて車高を落としたり、シート形状を薄いものへ変更するなどしてW650よりも35mm低い765mmというシート高を実現している。
ハンドルはW650で採用された変則的な太さのものではなく、外径22.2mmの一般的な「ミリバー」となっている。
W650に標準装備されていたセンタースタンドやキックスターターは省略され、左右スイッチボックスが専用のものでなくなるなど、コストダウンが図られている。
エンジンはW650のものをもとにシリンダーボアは72mmのまま、ピストンストロークを49mmへ短くすることで排気量を399ccとしている。
この変更によりW650での特徴の一つだったロングストロークとは逆にショートストロークのエンジンとなっており、兄弟車種ながらかなり異なった出力特性となっている。
W650同様、2008年9月の排出ガス規制強化により生産終了となった。
「W400」の動画
「W400」のスペック
エンジン種類 | 空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ | 総排気量 | 399cc |
---|---|---|---|
最高出力 | 21kW (29ps)/7500rpm | 最大トルク | 29N・m (3.0kg・m)/6000rpm |
フレーム形式 | ダブルクレードル | 全長 | 2175mm |
全幅 | 855mm | 全高 | 1115mm |
ブレーキ形式(前) | シングルディスク | ブレーキ形式(後) | ドラム |
変速機形式 | 常時噛合5段リターン | 燃料タンク容量 | 14L |
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