ジェベル250XC(DJEBEL)
「ジェベル250XC(DJEBEL)」とは?
DJEBEL250は、当時発売されていたDR250S(SJ44A型)をツーリング向け仕様に換装された派生車種として、1992年11月に発売された。
DRと同じスズキ伝統の油冷エンジンを搭載させたが、DR250Sと異なり正立フォーク、大型ライト、ライトガードなどを装着させている。なおタンク容量に変更は無かった。
DR250SがDR250Rへモデルチェンジした際には、DR250Rをベースにツーリング向け仕様に換装したDJEBEL250XCへとモデルチェンジされた。17リットルの巨大燃料タンク・ビッグライト・リアキャリアを標準で装備して人気となり、数度のモデルチェンジを繰り返す中でGPS仕様なども登場した。2000年の排気ガス規制を受ける前は、強制開閉方式の加速ポンプ付キャブレター「TM28SS」型が採用されていた。なお型番の「XC」はクロスカントリーの意。
なお2007年の自動車排出ガス規制強化時に、油冷エンジンを搭載していた同車の動向が注目されていたが、2008年にメーカーから生産の終了が公表された。
当初は車体の後部サイドにセルスターター装着を意味する「SE-I」のステッカーが張られており、シリーズ車種の200・125にも、それぞれ「SE-II(200と初期の125)」「SE-III(後期の125)」のステッカーがあったが、後期の車両には張られていない。
「ジェベル250XC(DJEBEL)」の動画
「ジェベル250XC(DJEBEL)」のスペック
エンジン種類 | 油冷・4サイクル・単気筒・DOHC・4バルブ | 総排気量 | 249cc |
---|---|---|---|
最高出力 | 22 kw (30 ps) / 8500 rpm | 最大トルク | 27 N・m (2.8 kg・m) / 7000 rpm |
車両重量 | 118 kg | 全長 | 2230mm |
全幅 | 890mm | 全高 | 1220mm |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
始動方式 | セルフ式/キック式併設 | 燃料供給装置 | キャブレター |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | 燃料タンク容量 | 17 L |
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