GSR400
「GSR400」とは?
GSR400は、2006年5月より発売開始。搭載される水冷直列4気筒エンジンは、同社のスーパースポーツ「GSX-R600」のものをベースに開発されたもの。
400ccネイキッドではクラス初の採用となるフューエルインジェクションは、32ビットのECM(エンジンコントロールモジュール)により制御される。
最高出力は400ccクラスの自主規制上限となっていた53PSだが、全域にわたる扱いやすさと力強さを実現している。
メインフレームはアルミ製のツインスパータイプ。正立式のフロントフォーク・モノショック式のリアスイングアームには、リッタークラスと同じワイドラジアルタイヤを装備。
またサイレンサーはシート下に装備されるなど、走りを強く意識したデザイン・設計となっている。
そのため、シート下収納がほとんどない、高速を重視した結果として低速のトルクが同クラスと比べて弱いなどの面がある。
2007年9月26日よりABSを搭載したGSR400 ABSも発売されており、2012年現在はABS仕様のみ発売されている。
比較的近年に発売された車両ではあったが、当初のモデルは2008年(平成19年)の自動車排出ガス規制強化には対応していなかったため、同年11月に生産の終了が公表されていたが、2009年3月9日に排出ガス基準の強化に対応した新モデルが発売された。
2009年モデルの最高出力は45kW (61ps) /12000rpmであり、かつての馬力規制(排気量400ccで59ps)を超える数値となっている。
「GSR400」の動画
「GSR400」のスペック
エンジン種類 | 水冷・4サイクル・直列4気筒 / DOHC・4バルブ | 総排気量 | 398cm3 |
---|---|---|---|
最高出力 | 45kW〈61PS〉 / 12,000rpm | 最大トルク | 39N・m〈4.0kgf・m〉 / 10,000rpm |
車両重量 | 215kg | 全長 | 2,090mm |
全幅 | 795mm | 全高 | 1,075mm |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク(ABS) | ブレーキ形式(後) | 油圧式シングルディスク(ABS) |
始動方式 | セルフ式 | 燃料供給装置 | フューエルインジェクションシステム |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | 燃料タンク容量 | 16L |
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