「4ストローク」の「2ストローク」の違い。どちらがいいの？

バイクのエンジンは「4ストローク」と「2ストローク」に分類出来ます。

ストロークというのは、1サイクルを行うのにかかる回数です。

略して「4スト」「2スト」と呼ばれます。

4ストローク

「4ストローク」は1サイクルを4工程で行います。

1「吸入」空気とガソリンを混ぜて混合気を作る
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2「圧縮」ピストンで混合気を圧縮する
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3「燃焼」プラグで混合気に火をつけ「爆発」させシリンダーを押す
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4「排気」爆発後の排ガスを出す

「2ストローク」は1サイクルを2工程で行います。

1「上昇」ピストンを上昇させるの同時に混合気の圧縮し爆発
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2「下降」混合気の爆発によりピストンが下降し、その後半で排気を行う

「2ストローク」は構造が雑なためデメリットがとても多いです。

それゆえ「排ガス規制」のため現在はほとんど「2ストローク」のバイクはありません。

「2ストローク」はエンジン構造が単純なので早い

例えば1000rpmでエンジンが回っている時、

→「2ストローク」なら1000回のパワーが出る行程があります。

→「4ストローク」なら500回の半分しかパワーを出せません。
　
そのため、昔はレースのバイクは「2スト」でした。

今はレースでも「2スト」は使用されていません。

「2ストローク」は現在手に入れることが難しい状況

中古市場ではプレミアがついている車種も多くあります。
　
「2スト」は「4スト」とは違う乗り心地で楽しいです