「エンジンオイル」の「役割」「種類」「選び方」について

エンジンオイル」はなくてはいけないものだと認識はあると思いますが

実際はどのような「役割」があるのでしょうか?

そして、わかりにくい「選び方」についても簡単に説明します。

エンジンオイルの役割

「エンジンオイル」の「役割」「種類(選び方)」について

出典 ja.wikipedia.org

【潤滑】オイルで部品同士の摩擦を防ぎます。

【密封】ピストンリングとシリンダーの隙間をオイルで埋めて、効率を良くします。

【冷却】エンジンの熱をオイルがとってくれます。

【洗浄】エンジン内部の汚れを洗い流してくれます。

【防錆】エンジン内部の錆や腐食を防止します。

エンジンオイルの種類

種類はバイク用の「エンジンオイル」だと

2ストロークエンジン用」「4ストロークエンジン用」の二つに分けられます。

製法による分類

化学合成油」「部分合成油」「鉱物油」の3種類に分類されます。

これらのことを「ベースオイル」といいます。

通常この「ベースオイル」に「添加剤」をプラスしたものを「エンジンオイル」と言います。

「ベースオイル」+「添加剤」=「エンジンオイル」

化学合成油

エンジン洗浄と環境を考えた良質なオイルです。

値段は高いですが高性能なため一番のおすすめ。

鉱物油

原油から精製され、現在最も普及しているベースオイル。

値段も安い

部分合成油

上の2つ「化学合成油」「鉱物油」を混ぜたもの

【悪質】「鉱物油」 < 「部分合成油」 < 「化学合成油」【良質】

エンジンオイルの規格

Honda(ホンダ) 2輪用エンジンオイル ウルトラ G2 SL 10W-40 4サイクル用 1L 08233-99961 [HTRC3]
上の「エンジンオイル」は

API規格「SL(2番目に良い)

SAE規格「10W-40(寒さにも暑さにもほどほど強い粘度)

JASO規格「MA(滑りにくいオイル)

ということになります。

API規格(品質を表す規格)

API規格

悪:SASBSCSD SE SF SG SH SJ SL SM:良

SAE規格(粘度による規格)

SAE規格(粘度による規格)

【寒さに強い】0W > 5W > 10W > 15W > 20W【寒さに弱い】
※Wは「ウィンター(winter)」のW
【暑さに弱い】20 > 30 > 40 > 50 > 60【暑さに強い】

JASO規格(滑りやすさ)

【滑りにくい】MA < MB < M1 < M2【良く滑る】

どの「エンジンオイル」がいいの?

指定の物があればそれが一番いいでしょう。

ない場合は、ある程度の物であれば何でもいいと思います。

おすすめの「エンジンオイル」

ここでは「4ストロークエンジン」の「エンジンオイル」を

「ホンダ」「ヤマハ」「カストロール」の3メーカーを「分類別」にしてあります。

当然「化学合成油」が一番おすすめですが

しかし、値段の合うものでいいかと思います。

125cc以下のバイクは「化学合成油」までは使わなくてもいいと思います。

【悪質】「鉱物油」 < 「部分合成油」 < 「化学合成油」【良質】

化学合成油



部分合成油



鉱物油



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